2017/04/01 復活の広島第一劇場 その初日

4/1(土)
広島第一劇場が2か月ぶりに営業を再開する。
当初は1/31をもって営業終了、2月中に荷を出し3月から解体と聞いていたが、3月になっても従業員の方が劇場内に住んでいたようで、もしかすると・・・なんて思っていた。
公式に再開発表がされた時は嬉しかった。
止まっていた針が動き出した。
それでもまだ期限付き、売り上げが良くなって多少場所が変わっても営業ができるようになってほしいと思うのだが、これは我儘すぎるか。
でも、我儘だと分かっていても、そう願いたいな。

まぁ、とにかく再開したのだからこれまで通りほぼ毎週広島に通うことになる。
ただ、再開するとは思っていなくて、広島に毎週行くだけのお金の余裕を残していなかった。
しばらくは途中抜けせざるを得ない。

初日の今日はあと1回分18きっぷが残っていたので、それで往復することに。
予定では3回目のステージの後半で抜けなければならないが、こればかりは仕方がない。

最初は8時台の電車に乗ろうとしていたが、ゆっくりしていてギリギリ間に合うかどうかの時間になったので、慌てても疲れるだけと1本遅い9:11発の電車に乗ることにする。
最近はそういうことばかりで、もっと早く準備を整えればよいものを、それができないのである。
で、その9:11発の電車も出発直前になんとか間に合い座席に座る・・・も、定刻になっても発車しない。
車内アナウンスで乗り場を間違え、山陽本線ではなく9:17発の伯備線の車両に乗っていたことが判明。
出発直前に外に出て、次の山陽本線の時間を見ると9:53発。
まだ時間がかなりあり、その電車に乗ると到着が13時頃になり昼食を食べる時間がない。
なので一度駅の外に出て、宮本むなしで先に食事を済ます。

今日はサンプルを見て惹かれ、初めてここの生姜焼き定食を頼む。
出てきた生姜焼きはサンプルとはちょっと違ったが、食べてみると美味しい。
一緒に出てきたナスの胡麻和え?も美味しく、何だかんだで箸が進みご飯を3杯食べた。

駅に戻ると丁度よい時間。
座席の確保はできなかったが倉敷から無事に座ることができ、糸崎で乗り換えて広島へ。
対面の席の老紳士二人組の携帯操作音が気になるわ尻が痛くなるわの道中だったが、それ以外は特に何もなく広島に到着。

地下街から猿猴橋あたりに出る道を通る。
まだ桜はほとんど咲いていない。
日照の関係か、1本だけ桜が他よりも咲いている木があったが、それでもまだまだ5分咲きにすら満たない。





気候はすっかり春。
劇場まで歩いていると少し汗ばむ。が、心地よい。
劇場の近くでよく利用していたセブンイレブンを久々に利用する。
数か月前の日常に戻った気がして嬉しい。

劇場についたのは開演の10分ほど前だったか。
劇場の前に置かれているスタンド花は4つ。
その内の1つが意外な方からで少し驚いた。(著名人だけど名は伏せた方が良い?)





今週は入場料が4000円で、スタンプも有り。
8月の時は「もう一杯になることはないから」とスタンプの提示をしなくなっていたが、1月は1月中に満券にならずとも出し続けていた。
その甲斐があって、今日で満券まで残りスタンプ2つ。

お客さんは最終週と比べると寂しい数。それでも30人前後、少なく見積もっても20人よりは多くいたはず。
急遽の再開、カープの開幕戦で宿が取れないなどが原因かな。
遠征客が来れないのはともかく、もう少し地元客が入っていてもいいのにな。
周知不足?

BGMは閉館前と同じもの。
ステージの幕が閉まるようになっていたり、1結にて灯らなくなったステージ後方に設置してある据え置きのライトが直っている、ステージ上にあった提灯がなくなっているなどの細かな変化が見受けられた。
でもその幕、結局最初のステージ前に開いてからはずっと開いたままで、舞台準備時に閉まることはなかった。

いよいよ開演、いつものBGMとアナウンスが流れる。
暗転し最初の踊り子さんがステージで定位置につく際の、投光さんによる開演の挨拶にて、久々の営業のことを端的に述べたところ客席から拍手が沸き起こる。



香盤は以下の通り

西園寺瞳 嬢
松本幸奈 嬢
須王愛 嬢(初)
アキラ 嬢
木村彩 嬢(初)


西園寺瞳 嬢

1中の広島以来。
昨年の8月の浅草で初めて観劇して以来、10中広島、1頭栗橋、1中広島、そして今回とコンスタントに観ているなぁ。
ロック座の方で1番観ているかもーと思い確認してみると、同数ながら1番観ていた。全体でも最上位。
それでも回数はまだまだ少ないのだけれど。

3回目までで確認できたのは1演目なので、初日なのもあっておそらく1個出し。
トップなので初回は閉まっていた幕が開くところから始まるが、幕が開くとともに巨大な雪だるまがステージに現れる。一応春なのに。
手にしている星のステッキと、客席に向かって魔法をかけているかの振る舞いが雪の妖精?精霊?
相変わらず可愛いなぁ。
特に印象的だったのは、ベットの後にその余韻を残して終わるのではなく、可愛らしいダンスを踊って終わっていく構成。
こういう構成って初めて観たような気がする。
2回目では雪だるまが少し前かがみになっていて、恐らく空気が抜けたのかな。
心当たりはあるが、「内緒にして」という言葉が出演者の某姐さんよりあったのでその件はボヤかしておく・・・が、その言葉の本意は仄めかすという意味w

この雪だるまの設置が難しく、開演前アナウンスの時からバタバタセッティングに追われていた。

休館明け初のポラを務めたが、ポラのフラッシュが働かないわ、カメラを変えたらフィルムが出てこないわ、照明は暗いわで進行にブランクを感じさせる一幕があった。
さすがに初回だけではあったが。
それで時間をかなり割いてしまったためか、最初のオープンショーは非常に短かった。

今回のポラ着もついつい撮りたくなるようなチョイス(バニー・セーラー等)だったが、寂しい懐事情から断念。

松本幸奈 嬢

1週間ぶり
3回目までで演目は奇数回が同様の演目の2個出し。

奇数回の演目は、前回の晃生でも出されていた花の演目、演目名は「花花」らしい。
1回目と3回目では演出の仕方を変えていたのだが、それは回転盆のタイミングと小道具の設置のタイミングがずれたので、回転しない後方の盆を使用したとのこと。

2回目に出された演目は初見で、踊りの部分がこれまで観てきた幸奈さんの演目の中でも特に強調されているように感じた。
左手にサポーターがついていたが、それでも右手上げブリッジを敢行していた。
演目は園田しほりさんの演目とのこと。
また観てみたい踊り子さんが増えてしまった。

晃生では「広島ではおやつはない」と言っていたが、今回も飴とチーズおかきのおやつが有った。
このチーズおかき、狂おしいほど好き。

須王愛 嬢

最近は珍しくなってきた初めての方。
昨年の9結に広島で乗られていたのだが、お金がなくてパスした週だった。
3回目までで演目は奇数回が同じの2つを確認。

奇数回、これは最初はOLかと思ったけど、トレンチコートを羽織っていたりして、女警察?女スパイ?のようにも思えてきた。
カップのないブラやストッキングを破るなど、挑発的な振る舞いを観るにつけ、スパイなのかな。
胸は大きくはない、が、それでもエロく感じたということは、魅せ方を知っているんだろうなぁ。

2回目の演目は少し前に一世を風靡した雪のヤツ。
最初は○ーテルかと思ったが、使用している曲で元ネタを観ていない私にもソレと判った。
「寒くないわ」と言っても空調を切ってて寒い。
演目が終わってポラの時に空調がついてようやく寒くなくなった。

ポラでの営業のかけ方がうまく、最後の最後に数枚を上乗せしていった。

アキラ 嬢

3中の東寺初日以来だから3週間ぶり。
かつては評判を聞いて「観てみたいなぁ」なんて思い焦がれていたのだが、10結のまさご座で観て以来コンスタントに観ている。
演目は3回目までで毎回異なっていた。

最初の演目は東寺でも観たもので、12人の女子の曲を使用しているもの。
今まで観てきたアキラさんの演目の中で一番好きな演目。
特に2曲目の曲のクライマックスのところで畳みかけるような怒涛の舞がお気に入り。
それにしても物凄い量の発汗である、しかし汗が身体から這うようにして流れ落ちる様子が美しさに拍車をかける。
最後は東寺では人差し指を頬に刺す仕草だったが、今回はピースで締めくくる。

次の演目は初見の演目。
ドレス→ピンクのバレリーナと衣装が変わる。
この演目に限らずだが、衣装が切り替わるのが自然で、それまでに出来ている潮流が乱れることなくスムーズに流れる。
終わりの方でブリッジに失敗するが、どうやら盆に窪みがあったがためらしく、ブリッジを失敗したのはこれが初めてだとのこと。

3回目はアラビアンな演目も、これの途中でお暇しないと終電に間に合わなかったので退散した。
その時点でおよそ21時。

木村彩 嬢

こちらも初めましての踊り子さん。
広島自体が5年ぶりらしい。
演目は2回目まで観て、毎回異なっていた。
3回目も観たかったがアキラさんの3回目途中でタイムアップ、お金さえあればこんなことにはならないのだが。

最初の演目は着物で登場、そしてそれを全て脱ぐことはなかった。
傘でキスしているところを隠すところがかわいい。

次の演目はピンクのドレスで登場する。
やっぱりかわいい。

しかし演目の内容がほとんど抜けてしまっている。
失敗があったとか、変な箇所があったということはなく、「さすがロック所属ということだなぁ」と思ったのは覚えている。

ポラの時に驚いたのが胸の形。
なんというか、触りたくて仕方がなくなるようなもの。
それを見た瞬間にポラを撮りたくなったが、急きょの広島で金欠、諦めるしかない。
貧乏が憎い。

かぶりつきだったので会話を聞いていたが、本籍地は呉ということで広島はご当地ということ、両膝の靭帯を伸ばしているとのこと。
膝に関しては、踊り子稼業を続けていると職業病のようなものだろうか。
そんななかでもクオリティの高い演目を魅せてくれる踊り子さんには感謝しかない。

_________________________

21時ごろに劇場を出る。







そこから急ぎ足で銀山町電停に行き、広島駅に着いたのは21時10分ぐらい。
広島発岡山行きの電車の出発は21分なので、ギリギリの到着になった。
そして世は春休みの真っただ中、出発の10分前に構内に入ったのに、既に電車の到着を待つ列が非常に長い。
当然のように椅子に座ることができず、座れたのは向洋駅を通過してから。
そこからは岡山までスマホを触って過ごし、到着したのは日付をまたいですぐ。
北長瀬―岡山駅間は日付を跨いだことで18きっぷの適用外のため別途その分を支払い、自転車で家まで向かい1時前には到着した。

映画のエキストラで閉館後の劇場に入って踊り子さんの舞う姿を観ていたのだが、とりあえず来年の2月20日まではまたいつでも観られるという幸せ。

途絶えていた広島通いが、新年度の初日に復活した。

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