2017/05/24 なんやかんやで久しぶりになった第一劇場

5/24(水)
前回からだいぶ間が空いてしまった。
5中の広島、5結初日の東洋に行く予定ではいたが、当日の体調の不安・翌日が珍しく早朝から仕事なのに夜中に帰宅、ということもあり、おとなしく療養することに。
5中の広島は花電車があったらしく、本当に行きたかったんだけどね。
5結の東洋は、伊吹千夏さんの引退週。
これまでに2回観てきて、特に広島で観た時には外見のクールビューティーさ、そして演目のクオリティの高さに魅了された。
「広島が落ち着いて大阪がメインになったら観に行こう」と思っていたが、広島の復活と急な引退が重なってしまった。

「いつまでも あると思うな なんとやら」

これが最後かもしれない・・・なんて重いことをいつも頭に置いておく必要はないが、1回1回をもう少し大事にしようと思った次第。

一先ず5結の広島である。
行きはバス、帰りは在来線の予定で、バスの回数券は5中に使う予定だったものが残っていたので、交通費の出費は復路の電車代のみで少し得をした気分。

家を出た時点で少し雨がぱらつくも、傘がなくとも問題ない具合。
しかしこれから西に向かうので、確実に雨に降られることになるなぁ。

8:50のバスに乗り11:20に到着。
軽くイングレスをしつつお好み焼きを食べるべく「貴家。」に向かうが、傘が無ければ困るほどには雨が降ってきた。
それでも傘を使いたくなくアーケード下を歩いて行くが、いつもと全く違う道に出る。
こういう時にグーグルマップは役に立つ。
「貴家。」の場所を確認し、イングレスのためになるべく大回りになるような道を通る。
そこかしこに修学旅行か研修旅行の中学生がいるので、邪魔にならないようなるべく人がいないところでイングレスを起動した。



「貴家。」のお好み焼きを食べるのは2か月ぶり。
前回の5/1も食べようと店まで行ったものの、新店オープンのためそちらに応援に行くということで休みだった。

食べるのはいつも通り「肉玉そば チーズトッピング」
パリパリに焼き上げた麺とチーズが本当に美味。

食べ終わった時点で13時過ぎていたが、今日の開演は14時からでまだ余裕がある。
個人的には開演を遅くするより、従来通りか早くしてもらって終わりを早くしてもらえると嬉しいのだが、仕方がない。





向かう途中に「とうかさん」の告知を見る。
広島に住んでいたのでもちろんとうかさんは知っているが、実際には来たことがない。





音戸温泉を初めて発見。
こんなところにあったんだ。



劇場近くの駐車場が閉鎖されていた。
それに伴い、劇場の一番近くにあった自動販売機も使用できなくなっていた。





この日は「第一劇場の日」で入場料が3000円。
開演の30分前時点で20人弱のお客さんがいる。
ド平日なことを考えると、入場料が安くなったことが影響しているのかな、たぶん普通の平日+天候不良の時よりも多いよね。

香盤は以下の通り

多岐川美帆 嬢(初)
葵マコ 嬢
藤咲茉莉花 嬢
小室りりか 嬢


多岐川美帆 嬢

演目は2つ。
奇数回に出していた演目は、韓流曲のメドレーのもの。
1曲目では最後を除き無表情でコミカルな動きを織り交ぜつつダンス。
2曲目で黒ひげ危機一髪をかぶりのお客さんと楽しむが、1回目は曲の終わりまで遂に黒ひげが飛び出すことなく終了。
徐々にしっとりとした曲に代わっていき、ポーズはあまり切らない演目だった。
3回目のステージでは、3曲目以降で炊いたスモークが空調が切れていたおかげで空気に混ざらず塊のまま宙を漂っており、あまりポーズを切らないことも手伝い、わずかな動き毎にスモークが裸体を纏うようにして少しずつ空気に溶け込んでいく。
ブルーライトのみで照らされたステージがよりしっとりと、そして神聖な趣を創り上げ、その神秘的な舞台に、ただただ夢中になった。
スモークの塊とこちらに背を向け座っている多岐川さんの、ブルーに照らされた裸体を観た瞬間、「この瞬間をカメラに収めたい!」という衝動に駆られた。

偶数回は2回目のみ観劇。
その2回目はクレオパトラのような出で立ちで登場する演目。
2曲目でコメディ系の曲に代わり、3曲目はステージに裸で座り込むこところから始まる。
今回が初めてなのでほかの演目を全く知らないが、傾向としては最初に盛り上げベッドではしっとりとさせていく傾向があるのかな。

ポラ時にて、Tシャツにプリントされているような倒立(七面鳥を焼いた様なポーズの倒立)は医者から
「それ、どうしてもやらないといけないんですか」
と、ストップをかけられたとのこと。

葵マコ 嬢

昨年はコンスタントに観劇していたが、今回は1頭上野以来で5か月弱ぶり。
4頭の晃生を考えていたが、広島の復活初週でもあり広島を優先したので間が結構あいたなぁ。
でも今後は8月の怪談ストリップもあるし、今回を含まず広島に12月までで2回出演することが決まっているしで、何事もなければ昨年のペース並に観劇することになるだろう。

演目自体はそこそこ持ってきているようだが、この日は初出しを含めて3個出し。
1回目のステージは傘を2本と派手な和衣装で登場する「光」。
1曲目が終わり2曲目になると、衣装の下の部分を外してダンサブルに、そして徐々にしっとりとして終わっていく。

2回目の演目は新作の初出し。
全身を覆うようにしたところから始まり、民族的というか自然というか、なんとなく現代にはあまり見られなくなった雰囲気を感じる。
途中から流れる雨音がそれを更に助長させる。
今回観た限りではそれ以上のことは分からなかった。
また観て、色々な考察を経て自分なりの結論に至りたい。

3回目の演目は途中から目隠しをする「めかくし」。
葵マコさんの演目でひたすらエロい演目は初めて観る。
衣装も椅子を使うのも、とにかくエロい。
演目の最後は圧巻の連続ポーズ切り。

藤咲茉莉花 嬢

初めて広島第一劇場に来た時のトリを務めていた方。
その後は8月のPeace Love Rock 2nd seasonでちょうど誕生日に観ていたがそれっきり。
昨年の10結に広島に来ていたが、その週は中部~北陸~近畿の旅行のため珍しく広島に行かなかった週。
よって本当に久しぶりになった。

演目は2つ。
奇数回の演目は「PHANTOM BLACK」
最初の男装はバンパイアで、手から伸びる赤い布は血を意味しているのかな?
その後に出てくる女性は赤いドレスに赤いウィッグ、そして手からは赤い布。
ドレスとウィッグは全身が血塗れであることを、赤い布は血しぶきを表している・・・のかなぁ。
最後に女性が椅子に座り絶命するようにして終わるのだが、それは冒頭の椅子に赤い布を被せていることにリンクしていて、バンパイアは日々新しい血を欲して人を襲っているのだろう。
脳内で様々な憶測が浮かんでくるこの演目、好きだなぁ。
やっぱりストーリーが見えてきて、自分の中で文脈を構築させてくれるような演目が好み。
もっとも、そのストーリーがあまりにも深すぎると自身の含蓄・教養のなさ故に、ストーリーがあることすら理解できないのだが。

偶数回の演目は、額縁から少女が飛び出してくる趣旨の演目。
先の演目とは対照的に、こちらはひたすら可愛い演目。
1枚の額縁の絵という非常に小さな世界から飛び出してきた少女は、広く無限のようにも感じる外の世界に飛び出して、その喜びと感動で高まる気持ちを抑えられない。
本当に楽しそうに舞う。
最後はまた額縁に納まるが、またすぐに会えるような、そんな終わり方。

ポラの衣装での「童貞を殺すセーター」、何度見てもこのセーターの魅力がわからない。

小室りりか 嬢

よく広島に出演されることもあってこれで3度目。
本当に素晴らしいプロポーションで、演目ではベテランらしくしっかり魅せてくる。
ただ、なぜか演目の内容が頭に残らない。
演目の最中は釘付けになるほど圧巻のステージなのだが。
これまでで4演目を観てきて、自力で思い出せるのが髪をハットに収めてボーイッシュな雰囲気から始まる演目。
それ以外の演目は人から言われて何となく思い出す・・・といった形。

今回観られた演目は3つだが、そのうちの2つは両方とも透明な椅子を用いる演目で、どのタイミングで使うか等が異なるのだが、観たそばから演目の内容が思い出せない始末。
いよいよ本当に老化が始まってしまったのか・・・。

もう一つの演目はインディアン風の衣装から始まる演目で、椅子も持参した透明の椅子ではなく備え付けの椅子。
この演目を観ていて、何となく演目が頭に残らない原因が分かった気がする。
本人に聞いていないので推測だが、たぶん小室さんが踊りたいように踊っていて、ストーリー性やコンセプトに拘っていないのではないだろうか。
というのもこのインディアンの演目、最初こそインディアン風だったが、衣装が変わってからは最初のインディアンの要素が一切なくなってしまった。
相変わらず演目中は魅せてくる、これぞストリップだと言わんばかりに。
ここで私が何でも何かの文脈に当てはめてしまうがために、そういうことを含んでいないものはその枠組みに収まらず細部を思い出せないのだろう、と一人で勝手に結論付けた。
実際のところは分からない、自分がそういうものを嗅ぎつける力を持っていないだけの可能性だって大いにある。

ポラでは、これまでステージ脇で行われていたが、今回は前盆にてポラだったため少し驚く。
これまで遠くで行われていたポラが目の前で行われ、その時の振舞い方だとかが本当に新鮮に感じた。
ポラの営業トークを聞いていて「仕事」をしているな、と思う。
と同時に少し悲しくも感じるのはどうしてだろう。

節約のためにポラを買うのを控えていたが、3回目のポラで広島第一劇場の社長の写真がプリントされた団扇を持って登場し、帰り際に撮影することに。
小室さんのポラは昨年の8結で買って以来だけど、全身でなく顔を中心に撮ったポラを見て、年齢を感じさせない美貌を保てているなぁと。
最高のプロポーションに美貌、これまではそこまでだったけど、ちょっと好きになってきたかも。
_________________________

3回目の小室さんのポラを撮って退散。
自分の前の人がポラで長引いた分、余裕をもって間に合う広島駅行きの電車に乗り過ごす。
駅に到着したのが電車が出発する数分前で、更に野球観戦終わりで大混雑をしていて電車に間に合わず。
ちょっと考えて、「東広島まで新幹線で、そこから乗るはずだった在来線に乗る」ということで、東広島までの特急券を買う。
けれど、在来線は東広島には停まらないんだよねぇ。
その辺の思考回路が十分に機能しなくなるくらいには取り乱していた。
結局は全部めんどうになって、広島―岡山間の特急券を購入。
まぁ入場料が3000円でポラは1枚のみの4000円で楽しんだし、多少の出費ならいつもと同じくらいの出費だし。
それに在来線が少し遅れていたようで、新幹線で日付を跨ぐ前に家に着いたのも含めて、実は新幹線という選択肢がベストだったのかな。

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