2016/09/17 閉館延期後2回目の広島第一劇場 野宿もあるよ!

9/17(土)、この日も広島へと向かった。
ただ、いつもとは違い目当ては観劇だけではない。

久々に土曜日の広島へ。
前日が仕事ということもあって、いつもより1時間遅いバスの予約を取っていたが、何故か2時間遅いバスと勘違いしていたため遅刻。
回数券利用だったので次のバスで再度予約を取るも、駅まで着いたところで回数券を家に忘れたことに気付き取りに帰りまたもや遅刻。
結局、最初の予約よりも2時間遅れてバスに乗り、広島に到着したのは13:30。

ここから直接劇場に行かず、というのはいつもと同様。
そして向かうのも広島駅だが、目当てはお好み焼きではない。
広島駅から電車に乗り横川へ移動。
今回の最初の目的は、横川にある「本と自由」という書店で開催されている共同写真展。

8月の雪見ほのかさんの周年イベントで初めて栗橋に行った際、そこに展示されていた「がまぐちフォトギャラリー」の味のある写真と文章の数々に心を奪われ、踊り子としての牧瀬茜さんは未見ながら、表現者としての彼女に強く興味を持った。
今回の共同写真展では牧瀬茜さん執筆の書籍の購入もできるとのことで、こんな機会を逃す訳にはいくまいという次第。

この日は横川駅に隣接するカジル横川にて古本市が催されていたので、まずはそこへ。





以前は道路を挟んで広島中央郵便局のほぼ正面に「古本交差点」という広島の各古本屋が店舗を出張するような形式で販売しており、広島に行った際はよく立ち寄り気になる本があれば購入していた。

本だけでなく戦前のビオフェルミンの瓶や、昭和30年代の永谷園のお茶漬けの筒なども販売されていた。
ただ、購入意欲が特別そそられる書籍はなかったので何も買わずに立ち去る。

本と自由は14時からオープンなので、それに合わせて周辺に到着するもどこにあるか分からず。
ネットで詳しく調べているうちに、古本市への本の補充で15時頃にオープンするとのこと。

それまで時間があるので、初めての横川を軽く散策する。





















コンビニでピザまんと発売されたばかりのジャンプを購入。
普段は買わないし読まないのだが、こち亀の最終回掲載号ということで久々の購入。
ジャンプを最後に買ったのはいつだろうか、少なくとも中学生以降では買ったことはないはず。









場所が分かりにくい小道にあり、曰く横川シネマから徒歩15秒の所を何分歩いたか忘れたが、ようやく店内へ。

店内の雰囲気が良い。
ドリンクの販売を行っており、ゆったりとした時が過ごせそうだが、今日は他にも目的があるのでそれは断念。

共同写真展では、写真の展示だけでなく、それぞれの踊り子さんがストリップの世界に入った経緯が記されたものも展示されていた。
どうしてもアングラな面を否定できない業界にどうして入ったか、そこには様々な思いがあり、可愛げのあるフォントとは対照的な心に重く響いてくるモノを感じる。

写真はモノクロが大多数だったが、モノクロって味のある写真になるなぁ。
私はデジカメなのでモノクロは編集するか、そういう設定で撮影するかなのだが、なんとなくわざとらしさを感じて避けてきた。
けれど、敢えてモノクロにしてみるというのも良さそう。

「歌舞伎町で待ってます」と「すとりっぷ人生劇場」を購入し店を出て、広島第一劇場へ向かう。

この日はマツダスタジアムでカープ戦が行われていた。
既に優勝を決めているとはいえ、消化試合でもファンは非常に多い。
試合が終わると広島駅構内が込み合うので、すぐに麗ちゃんに向かい遅めの昼食を食べる。
店に到着した時点では並ばずにすぐ席へと誘導されたが、試合が終わる頃にはあっという間に物凄い行列ができていた。

カープ戦の後の電鉄は満員で乗る気がしないので、駅から歩いて劇場へ。
そしてついでに高速バスのチケットを購入。

想像していたよりも早く到着する。もう少し涼しくなったら徒歩で移動するものいいかもしれない。

時間的にはちょうど18時で、トリの香坂ゆかりさんのポラロイドショーの最中だった。
フィナーレでは黒崎優さんに笑わせてもらった。
面白お姉さんで好きなのだが、反応には困ってしまうw

さて本日は3回目からの観劇
もちろんながら香盤は11日と同様

黒崎優 嬢

「愛をください」は初見。
ステージで笑わせてくる演目も新鮮だったが、こういうのも良い。
どうしても面白お姉さんという印象が強いが、そういう地点からのギャップを感じさせるのが良い。
もっとこういう方向の演目を観てみたい。

松本幸奈 嬢

先週と同一も、所々で微妙に変えてきているとのこと。
そういうところにも気付けるようになっていきたい。
それと、L字のポーズをとる時の、脚を手で払いのけるようにして持ち上げる仕草が好き。

秋月穂乃果 嬢

演目は先週とは違い、3・4どちらも吊り物。

吊り芸を観るのは浅葱アゲハさんに次いで二人目。
激しい動きはないものの、高さのある広島第一劇場で観る吊り芸は良い。
最初に観た吊り芸があまりにも高いレベルなので、それと比べるとどうしても見劣って感じてしまう。
けれどまだ歴も浅いようだし、他の演目では負けず劣らずなものもあるかもしれない。
この方も、もっと色々と観てみたい方。

ちなみにフリーペーパーは新しいもの(と言うより前月号)を頂いた。
イラストが本当にお上手で、羨ましい限り。

香坂ゆかり 嬢

演目は先週と同じ。

3回目の公演での演目は、新作とのこと。
「7中と同じのを出してる」と仰っていたが、あの時は刀を打ち付ける演出ばかりが印象に残っていて、もう一つの印象が薄れていた私にとってはちょうど良かった。
初めてポラを撮らせていただき話をしてみると、とても親しみやすい方。
優しい雰囲気に包み込まれるような感じがする。
ポラの時に泥酔?していた客がシャッターを誤写した際にも優しく対応し、ツーショットのシャッターを自ら切っていた。
ファンが多いのも頷ける。

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今回は初めて広島で最後まで居続けた。
さすがに最後までいた客は合わせて10名前後だったが、3回目の終了間際に数えてみると30名前後のお客さんがいた。
初めて客数を意識したので、シルバーウィークの初日だから多いのか、休日はいつもこの位いるのかは分からないが、活気のある場内だった。
最後に踊った踊り子さんの見送りなんてあったのかと初めて知る。

4回目の秋月穂乃果嬢のステージの際、後ろに一見客らしき若い男性客2名が座るも、正味10分ほどで帰った様子。
想像していたものと違ったのだろうか。

私の隣には日本語が話せない外国人のお客さんがいた。
様子を見るに、黒崎優嬢の箸割りにウケていて、拍手が一番大きかったのは香坂ゆかり嬢の演目。
3回目から?最後まで残っていたので悪い気はしていないだろう。

場内に英語ができる方がおらず、4回目を観るためにまたお金が要るのかを訪ねていたものの、満足する回答を得られていなかったので私が英語で説明。
なんとか伝えることができたものの、終了時刻を1時間長く伝えてしまったのは痛恨のミス。
特に何も言われなかったが、「もう終わり?」くらいは思われてしまったかもしれない。

3回目終了時点で広島は豪雨に襲われる。



全公演が終了した時点で小康状態になるも、すぐに激しい雨へと移り変わる。
電車や新幹線が大きくダイヤを乱すこととなり、またシルバーウィーク初日で宿泊施設に空きがない状況。
どこかで泊まれるだろうと高を括って宿泊予約をしていなかった私は、広島駅南口の地下で夜を明かすことに。
周りにも宿泊難民と思しき方が割といる。
中には床に寝転んで寝ている人もいるが、警備員に起こされ、再三の注意にも拘らず改善しない人はどこかへと連れていかれていた。
結果としては宿泊費が浮いて良かったのだが、やはり野宿は体力を奪われる。
寝ずに、昼に購入した「歌舞伎町で待ってます」と「すとりっぷ人生劇場」を読んで夜を明かす。

少し明るくなってきたところで出発し、せっかくの機会と早朝6時頃、薬研堀に向かい劇場の様子を見てみる。
その道中の薬研堀は、徐々に明るくなっている空と反比例するかのように少しずつ眠ろうとしていた。



劇場2階の楽屋と思しき所に明かりが灯っている。
もしかするとこんな時間まで作業をしているのかもしれない。
本当にお疲れ様です。

岡山行きの高速バスの1便に乗り帰宅。
車内でもほとんど寝ていたが、それでも寝足りず家に着くとすぐに寝入ってしまった。

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