2017/03/11 広島第一劇場閉館の日以来のストリップ

3/11(土)
広島第一劇場の最後の日から早くも40日ほどが過ぎた今日、それ以来となるストリップ観劇のために京都へ向かう。
ストリップを観始めて1か月以上も間が開くのはこれが初めて。

この間にまだ上げていない記事を書けばよかったのだが、筆は12中の広島までで止まっている。
もう記憶がかなり薄れているが、なんとか仕上げたいところ。

2月も魅力的な香盤があった。行きたかった。
2中の東寺は瀬能さんが、同じく2中の横浜ロック座はR35大会と銘打たれての豪華香盤。
だが1月に広島で頑張りすぎた私の財布の紐は固く結ばれており、泣く泣く断念せざるを得なくなった。

3月を迎え暖かくなってきたところで私の懐も温かくなりつつあり、まだ貧乏旅程ではあるが一先ず香盤が魅力的な東寺へと向かうことを決めた。
今回は18きっぷを使って岡山から京都までの約3時間半の電車移動。
朝6時台の電車なので間に合うか心配していたが、無事に当初考えていた電車には間に合わず、1本遅い6:22発の電車で向かうことに。
ちなみにこの電車にすらギリギリ間に合うというグダグダっぷりである。

途中の播州赤穂で乗り換え、次は姫路で乗り換え京都には定刻通りの9:59に到着。
前回の東寺では八条口への行き方が分からず開演に間に合わなかったが、今回はスムーズに八条口方面まで移動できた。
その道中で自分用に生八つ橋のお土産と、職場のお姉さま方へのホワイトデー用のお菓子を購入。

開場は11時だが、ここまででまだ10:30。
余裕があるので八条口のやよい軒で朝食兼昼食兼夕食を済ます。
この類の定食屋は、いつもは岡山駅近くの宮本むなしで、やよい軒は初めて。
桐生競艇場で食べて以来野菜炒め定食がすっかり好物。
長らく一人暮らしを続けてきた中で疎遠になっていた料理、久しぶりに食した野菜炒めの美味しさに気付いてからというもの、定番になった。

さて、やよい軒の野菜炒め、口に運んだ瞬間のうま味調味料の味が強烈で白米が進む。
野菜炒めだけで2杯のご飯を平らげ、みそ汁でもう1杯の計3杯が胃の中に。
これだけ食べれば途中で外出しなくとも最後まで持ちこたえられるだろうし、もしかするとこの1食だけで1日を過ごせるかもしれない。

そろそろ開場の時刻だが、せっかくまだ時間があるのだからと東寺へ向かい、境内を散策しつつイングレスでミッションをこなす。
お手軽ミッションを一つクリア。

東寺からDX東寺に移動しようとグーグルマップを開くと、本当にすぐ側にあって驚く。
前回は全く気が付かなかった。



開演5分前に到着。
場内には20人前後のお客さんがいた。
開演前のBGMが好みの曲調で、洋楽と思いきやよくよく聴いてみると歌詞が日本語の邦楽だった。

香盤は以下の通り

浜崎るり 嬢
美緒 嬢(初)
さつき楓 嬢
アキラ 嬢
浅葱アゲハ 嬢


浜崎るり 嬢

昨年の11中の広島以来で計3回目。
今までの2回は周年週などで演目が1つ出し、それも全て同じ演目だったのだが、今回はその演目以外で、1・3と2・4が同一の計2個出し。

1・3の演目は人魚をモチーフにしているのかな?と思わせるような衣装で登場。
1回目に観た時にはそれを確信に至らせる部分に気付くことができなかったが、2回目に衣装が変わってビキニになったときに貝殻を模したビキニだったこと、曲の歌詞に人魚のワードが出たことをきっかけに確信する。
今まで観た演目は1演目だけながら、キレイな青のドレスの印象が強くてイメージカラーがブルーになっているが、今回もこの演目はブルー。
相変わらず美しいなぁ、写真で見るより実物の方がずっと良い。
でも美しいだけじゃなくて、踊り子として必要な筋肉を十分に備えている。
演目の最後でブリッジから立ち上がり、そのまま立ち上がるのではなくもう一度沈んで再度立ち上がるその姿を見て「凄い」とつい口にしてしまうほど。

2・4の演目は、これまでのイメージを打ち破るかの如く赤の衣装で登場。
後に調べて分かったことだが、これはデビュー作とのこと。
デビュー時に立ち会えていないので、ずっと観てきている方とは観方が違うが、ずっと観てきている人は洗練され、成長している姿を観ることができているのかな。
演目のコンセプトは今まで観てきたものと大差はないようなもの。
4回目は最後にステージへ戻るところで、花道沿いにいるお客さんと簡単なコミュニケーションを織り交ぜていた。

ポラでは相変わらずの人懐っこい対応の仕方。
私のことも覚えてくれていた。
次は晃生だから来てと言われたが、この時点では難しく約束はできないとだけ告げる。

美緒 嬢

東寺の素人さんで、プロではない。
なのでアナウンスの呼ばれ方も唯一の「ちゃん」付け。
演目は1・3と2・4が同一の2個出しで、タッチショーがあるため演目の時間は他の踊り子さんよりも短め。
最初に観た時に、顔立ちが若林美保さんに似ているなぁとふと思う。

1・3の演目は着物→黒の下着にチェンジする。
着物の下にダンス用のブーツを履いている様が非常に好きなので、それだけで好印象。
それに加えて、肩書こそ素人であれ、演目のクオリティは高い。
けれど1回目で、最後にステージへ戻る際に舌を出して「アチャー」という素振りを見かけたので、どこかでミスをしたのかもしれない。
今回の香盤は充実の香盤ながら、美緒さんもその一端を担っていることに疑いはない。
すっかりファンになる。

2・4の演目は、元々演目の時間が短いとはいえ、先の演目よりも更に早く脱いでいたように感じる。
そして真由美さんも東寺で椅子を使っていたが、美緒さんも椅子を用いて妖艶に舞う(真由美さんよりは短めの印象)
前盆でたっぷり時間を使って最後にステージに戻るが、2回目は戻る時に中盆でシャチホコのポーズを切る。
これは1回目の時にはなかったと思う。

着物を帯だけしっかり締めた状態ではだけているのが本当に好き。

ポラで少しお話をすると、話のネタを程よく提供してくれる話上手な方でつい話が長引いてしまった。
お互いのダメ人間っぷりを競い合う事態にまで発展する。
「新作を出すと言って半年経ったけどまだ出していない」がツボ。

さつき楓 嬢

昨年12中の広島以来。
演目は1・3と2・4が同一で2個出しで、前者はこれまでの東寺や広島でも出されていたもの。
ただそれまでとは違って、パイパンではなくなっていた点が異なる。
1回目の出だしで衣装を踏んで滑りそうになった時に少しヒヤッとしたが、後は安定して滞りなく演目が進む。
さつき楓さんは演目中に、人の目が届かないような所でも笑顔で、そういう面が不意に垣間見れたときに私の心が浄化されるように感じる。
ん~やっぱり晃生の若手の踊り子さんはみんな好きだなぁ。

2・4の演目は新作。
1回目は外出したため観れず2回目の1回だけ。
縁の大きなメガネが良く似合ってるなぁ。
意識しているかどうかわからないが、演目中の髪形も含めてアラレちゃんのような風貌、しかも似合っていてかわいい。
演目は途中までコミカルな様子だが、まるで芸術が爆発したのかのように途中からそんな様子が一変する。
その辺りが1回観ただけではよくわからなくて何ともだが、演目中に実際に絵を描いているようで、まさか本当に描いているとは思わず驚く。

アキラ 嬢

昨年12結の広島以来。
これまでの踊り子さんと同様に、1・3と2・4が同一の2個出し。
前者は10結のまさご座、後者は昨年末の広島で観た演目。
その前者は私が初めてアキラさんを観た時の演目でもあり、広島に来た時に観れるかと期待していたものの観ることができなかったもので非常に嬉しい。
相変わらず曲がアキラさんの動きに合わせて流れているかのように錯覚してしまうほど卓越した舞台、そして楽しそうに舞っている様子は無垢な少女のようである。
優雅で華麗だなぁ。演目の最後に人差し指を頬に当てる仕草が最高にかわいい。
1回目は舞台のことを何も勘定に入れず、即興で凌いでいたらしい。

2・4の演目は最初はアラビアン調の衣装で、後に白ドレスに黄色の羽衣をまとう衣装に変わる。
羽衣を大きく振り回すことで、天女が如く舞っていく。優雅。
羽衣のコントロールが難しく腕に絡みつくこともあるが、後に支障をきたさないように対応する。
ここまで大きく振り回せるのは大きな劇場だからこそで、もうこの演目を堪能できる劇場は東寺位かもしれない。
1回目は最後に羽衣をキャッチできず落としてしまい、暗転し舞台袖に行く際に「失敗した」と呟く。

心なしか少し機嫌が悪そうな様子。

浅葱アゲハ 嬢

広島の最後の日以来なので、私は連続で観ることになる。
演目は1・3が同一の計3個出し。
広島で観ていた演目が大半だったが、場所が変われば与える印象も変わる。
1・3の「しあわせたまご」は吊るすリングが盆と盆の間で花道上にあり、そこで円錐状に回転することでまるでピーターパンのように客の頭上を飛び回る。
これは東寺ならではだろう。
1回目の最後の曲中に曲が飛び、演目中にポラ曲に変わってしまうアクシデントがあり演目が一時中断する。
それでもすぐに曲を秒数と合わせ、そこから最後まで終える。

2の演目は初めて観る演目。「しろゆき」
コンセプトが不明で空中も控えめ。
どことなく人形っぽい動作もあった。
演目名で調べてみると2年ほど前から出している演目のようで、恐らく冬限定の演目?

4回目のステージでは「ひなげし」
他の方が1・3、2・4が同一の2つ出しばかりだったので勝手に早合点して「しろゆき」と思っていたが、ステージ準備で見えた衣装がそれではないことに気付き、あぁ「ひなげし」かな、と。
元ネタになっているものを知らないが、演目の内容は大筋が理解できる。
エアリアルを真下から観ると迫力が何割も増して感じられる。

_________________________

ビンゴ大会が催され、浅葱アゲハさんから前回と同じ枚数の2枚を購入。
今回は踊り子さんのサイン類は無く、回数券3枚と招待券が8枚が景品。
最初の方はあまり穴を開けられなかったが、途中から毎回のように穴が開き始める。
1枚がほどなくしてリーチになり、更にダブルリーチにまで。
この段階でビンゴが3名ほどしかおらず、出てきた数字の数に対してビンゴになった人が少なかった。
確か4人目で私がビンゴになり、同時に花道を挟んで真向かいに座っていた男性と共にアガリ。
そのことに気付かず私がくじを引きかけたところで認知したが、その方が先に引くように譲ってくださった。
大変申し訳ない。
当たったのは招待券で、その男性も同様。




裏面はアクセス用の地図

お土産やポラで思っていたよりもお金を使い、少し心許なくなったのでコンビニのATMまで行くことにする。
外出しないようにするために腹一杯にご飯を食べたのに結局は外出。
近くにローソンができたと聞いたので道をテケツで伺い向かうが割と遠い。
信号があるので徒歩5分は必要だった。

その帰りにDX東寺近くにある「都堂」さんのお菓子が気になり物色。



桜餅と苺大福を購入。







詰めてもらっている時に世間話が弾む。
桜餅も苺大福も美味しかったが、特に苺大福が美味。
苺のジューシーさを損なわず適度に包み込むような絶妙なバランス。クオリティが高い。
東寺に行く度に苺大福を買いたいな。
次はいつ行くか分からないけど、招待券があるし割と近いうちに行きそうな予感。

岡山から京都・DX東寺に行く際の交通手段を考える

4回目の浅葱アゲハさんの演目が終了したのが22:10で、予定では22:29発の電車で大阪に向かわなければならないので、オープンショーを待たずして退散。
少し急ぎ気味に行けば十分に間に合い、帰りのバス乗り場であるOCATには余裕で到着。
今回は18きっぷを使ったからJR分はかなり安上がりになって往復トータル6290円(18きっぷ購入代金を5分割)、18きっぷのシーズン外だと高くつきそうだなぁ。
シーズン外だと最安が岡山京都間の高速バスを回数券を使った場合で往復6200円。
ただし帰りのバスの最終が19:45と早すぎる。
最後まで観ようとすると23:55発の大阪岡山間のバスを使うか、新幹線を使うかの2択。
行きの最安は、岡山大阪間の高速バスを回数券使用+JRで大阪から京都に移動で、2320円+560円の2880円。
新幹線の利用を除外すれば他の選択肢は似たり寄ったりで、価格と高速バスの往来の数で上述の選択肢がベスト。
帰りの最安は、JRで京都から大阪+JR大阪からなんば+大阪岡山間の高速バスを回数券使用(深夜代で1000円プラス)で、560円+240円+3320円の4120円、トータル7000円丁度也。
ただし岡山に到着するのが3:00でかなり遅くなり、翌日に仕事がある場合は少ししんどい。
来年度からは休みが連続でなくなるので、最後までいるのであれば新幹線を使わねばなるまい。

往路は最安を利用し、復路を新幹線にした場合、京都からだとチケットセンターで購入すれば6480円、往復9360円。
さすがに高い。

では京都と新大阪間が近いので、新大阪まで電車で、そこから新幹線を利用すればどうか。
新大阪岡山間はチケットセンターで購入すると、560円+5140円の5700円、往復8580円。
最安から1500円のプラスで岡山の到着が3時間早くなることを考えると、この案が一番の落としどころかもしれない。

だが京都からだと終電よりも1本早い新幹線に乗ることも可で、その場合は家に到着するまでも含めて日付を跨がない。

まぁその時々の置かれている状況次第だけど、来年度のことを考えると新大阪経由がベストかな、という一応の結論。

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