8/16(火)
やはりカプセルと比べて通常のホテルの方が寝心地が良いせいか、予定していた時間よりも遅くなってしまった。
窓から外を見ると天気がそれほど良くない。
台風7号が接近しているためだ。
それでもまだ雨は降っていないし風もない。
過ごしやすい気候ではある。
国立国会図書館へ
学生時代からずっと来たくて仕方がなかった国会図書館へいよいよ向かう。様々な調べ物をしようとしても、大概が国会図書館が所蔵しているため、調べたいことが見つかる度に思いは募るばかりだった。
その念願が叶う時なのだが、時間の都合上、終日居座ることができない点が残念。
到着してまずは利用者登録を済ます。
記入した際の字が汚くて登録情報が誤って登録されてしまいそうになることに気づき事なきを得る。
登録が済み、荷物をロッカーに預けて館内に入る。
館内PCから資料を検索し、競週の一番古いものをPC経由で出してもらう。
わざわざ窓口まで行かなくてもPC上で書庫から出してもらえるのは便利だなぁ。
出してもらった競週を読むと、今では大昔の名馬として名が出てくる馬たちの現役時代の記事が出てくる。
こういった記事を読んでいる時は至福の一言。
図書館に住んで気が済むまで調査したい。
一番知りたかった事柄については記載されていなかったので、今度は時間があるときにゆっくり調査したい。
探検がてら館内を散策すると食堂があるのを見付ける。
折角だからと名物の一つでもありそうな「図書館カレー」を注文する。
一言でいうと牛あいがけカレー。
ボリュームはまぁまぁ、味もまぁまぁ。
個人的には「国会図書館に来た記念に食べる物」という感じで、普通のお店にあるなら食べないかなぁ。
味もすき家の同じコンセプトの物の方が美味しいと思う。
その食堂の近くの売店でお菓子と国会図書館のクリアファイルを購入。
時刻はお昼を少し過ぎたくらいで撤収。
浅草へ
外の天気は相変わらずも、時折晴れ間が出てきつつ、一方で風が強くなっている。確実に台風は近づいているようだ。
イングレスで国会図書館周辺のポータルをハックしつつ、ミッションをクリアする。
浅草に向けて出発。
目当てはもちろん浅草ロック座だが、浅草寺にも行ってみたい。
やりたいことだらけで焦っていたからか、切符を落としてしまい、降りた駅で再度お金を支払う羽目に。
地下鉄から地上に出る。
イングレスを起動すると、それはもうポータル数が大変な数である。
適当なところで攻撃すれば、どこかのレゾが破壊できる。
調子に乗って広範囲に向けてバスターを発射しまくり焼け野原にする、これは爽快だ。
そんなことをしつつ浅草寺に向かうと、ポツポツと雨が降ってくる。
それでも傘は必要ないので気にせず歩くも、遂に宝蔵門まで来たところで激しい雨に見舞われる。
慌てて宝蔵門の屋根の下に避難する。
この雨は台風の雨ではないだろうから、少ししたら小康状態になるだろうと見越して写真を撮る。
どうしてもフォーカスが合わないと思ったら、いつの間にかオートフォーカスでなくマニュアルになっていた。
でも人が多いところの風景を撮るときには、マニュアルの方がいいね。
人が横切ったりすると、その人にフォーカスが反応してしまって撮りたい画が撮れない。
目論見通り雨は小康状態に。
とは言ってもまたいつ降り出すか分からないので、散策しつつ歩は浅草ロック座へ。
レビュー形式の浅草ロック座
いよいよ浅草ロック座に到着。
これまでに広島・栗橋・TSの3か所を観てきたが、さすがに佇まいが別格のように感じた。
階段を上り、チケットを購入して入場すると、洒落た雰囲気のロビー。
場内も綺麗でこれまで観てきたものとは別次元の世界のよう。
場内ではちょうど2回目の公演の、藤咲茉莉花さんの景が終盤に差し掛かっていた場面だった。
景は以下の通り(敬称略)
1景 沢村れいか
2景 西園寺瞳
3景 香山蘭
4景 沙羅
5景 清本玲奈
6景 藤咲茉莉花
7景 徳永しおり
1景
ダンサー等を除く全ての出演者がアニマルライクな格好で、ターザンロープを使い前に飛び出してくる。7中の広島でも沢村さんは元気ハツラツな演目を出されていたが、こういった演目といえばの代名詞的存在なのかもしれない。
観ていると分かりやすく元気になってくる。
それにしても、舞台にこれだけの出演者がいるとそれだけで壮大で圧倒される。
それでも沢村さんは沢村さん、舞台も構成も広島とは全く異なるけども、広島で感じた格好良さと素敵な笑顔に再会できて嬉しかった。
2景
西園寺さんがメインで、バックに藤咲さんと徳永さん。西園寺さんを初めて観たが、胸が大きくて白のビキニが目を惹くなぁ。
他の人と並ぶことで藤咲さんのスレンダーボディが際立つし、それは徳永さんも同じく。
ジョーズが出てきたり、演出のためのラジコンの戦車のキャタピラ音だったり、言葉面だけを見ると無骨で恐ろしい雰囲気が感じられるかもしれないが、決してそんなことはない。
その一番の要因は西園寺さんの醸し出す柔らかで可愛らしい雰囲気のおかげだろうか。
見た目が凄く可愛らしくて若々しかったが、それなりのキャリアを積んでいる。
後に西園寺さんのスリーサイズを調べて驚くが、見た目よりもバストサイズが小さい。
胸自体は膨らんでいるが、それ以外が華奢なのだろう。
3景
ストリップ観劇を初めて約一月、初めて涙を流した。使用楽曲とその音源元が卑怯すぎるが、それだけで涙を流す訳ではない。
そこはやはりこの景の主役である香山蘭さんの盆での出で立ちに依るものが大きい。
何がここまで感情を震わせたのだろう。
色々と考えてみたが、結局、彼女の持つ雰囲気じゃないかという個人的な結論に至る。
凄く好きな方。
4景
3景ですっかり感情を揺さぶられたところで4景。舞台にいる沙羅さんの圧倒的な存在感は何だろう。
並々ならぬ存在感、既に涙腺が決壊しかかっていたのだが、崩壊してしまった。
何が何だかよくわからない。
ただただ圧倒されっぱなしで、涙が溢れ続けていく。
目の当たりにしていた時に心の中で思っていたのは
「ラスボス」
それ以外に言葉が出てこないほどの圧倒的存在感。
5景
とにかく可愛らしさ全開。両隣をお姉さんに囲まれる形なのもあってか、その幼さを残す可愛さが際立つ。
ステージでのリズムを観客にリピートさせる場面があるも、最初はともかく後半のほうは初見でリズムを追従するのは困難なリズムを要求される。
二人のお姉さんが袖に行き独壇場となってからは、キュートさを残しつつもアダルトさを押し出す盆上での振る舞い。
若さで押し切っている感もするが、これまで観てきた大半が20代後半以上の方々だった分、その若々しさもまた味わい深かった。
6景
7頭の広島以来となる藤咲さん。その時は可憐な雰囲気を身に纏うステージであったが、今回は着物で髪も京風に結い上げたウィッグを着用し、一目見たときにそれが藤咲さんだと気づかなかった。
この手の類のステージが得意分野ではないので、どう表現すればよいのかに困ってしまうが、前回のイメージとのギャップに苛まれることなく鑑賞。
全くコンセプトは異なるはずなのにそれを可能にしたのは、藤咲さんがそれを完璧に手の内にいれていて、見た目の変化に捉われない、彼女の内なる魅力を放っていたためであろう。
はぁ、美しい。ただただ、美しい。
7景
6景とは打って変わって、何やら抽象的な不思議な世界が広がる。私の眼には「使用者と奴隷達」という関係に見えたが、その全身白尽くめの奴隷と思しき方たちが、一人ずつ使用者のTシャツにハサミを入れる。
ハサミを入れられても微動だにもしない主役の徳永しおりさん。
この景は本当に印象に残る、抽象的に何かを強く訴えかけてくるような景。
何度も何度も観直して何を訴えんとしているのかしたいが、それは不可能な話。
計3回を通して達した自分なりの結論は
「Peace Love Rockと題打たれたように平和を願っている。一方的な関係性ではなく、権力者に対しても自分の意思を主張でき、それを権力者が受け入れる。各々が抑圧されない世界こそ平和」
ということを発信していたのかな、と。
これが正解かどうかは分からないが、様々な解釈が可能なように余地を残してくれる、考えを巡らせてくれるのは好きだなぁ。
いや、浅草ロック座、本当に素敵でした。
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中休憩で流れるムービーが面白い。
うまく息を継がせてくれる休憩も、こうして楽しませてもらえるのは本当に隙がない。
昔でいうところの合間にあるお笑い芸人の存在の役割を果たしているのかな。
広々とした場内と過ごしやすい空間であるが、ここの座席は私には柔らかすぎて長時間の観劇は不可能。
もしかすると意図的なもので、そうすることによって回転率を上げているのかもしれない。
「ROCKZA LIVE BOOK」という写真集を1冊2500円で販売している。
試し読みができるのでVol.1から全て流し読みをし、とりあえずVol.1を購入。
来るたびに一つずつ揃えようと決める。
外に出ると既に暗く、雨風が強くなっておりすぐ近くのローソンで傘を購入する。
まだ夜というには早い時間だったので新宿ニューアートでデビュー2週目の高崎美佳嬢目当てに行ってみようかと画策するも、強くなり続ける風に電車が動かなくなることを懸念し素直に新宿のホテルに帰ることに。
結果論として、深夜近くになると落ち着いてしまうのだが、やはりそれは結果論である。
19時にはホテルに着き、晩御飯をどうしようかと考えていたが、外は相変わらずなのでベッドに横になっているとそのまま眠りに落ちてしまった。
翌日の記事はこちら
2016夏 東京旅行リンク
1日目
2日目
3日目
4日目
最終日
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