2016/08/21 広島第一劇場閉館ラスト週初日

8/21(日)、広島第一劇場の閉館前最後の週。
盆が終わりまた週6日勤務になった関係で、休みが取れるのは日曜日だけ。
せめてどこかで土日休みがあれば、土曜は道後、日曜は広島という旅程が組めたのだが、それも叶わず。
道後も華月漣さんの阿部定ラストで捨てがたい。どちらも行くしかない。
いろいろ考えた末、21日が広島、28日に楽日でもある道後に行くことに決めた。

その21日、ラストの初日だからかいつもにも増して早い時間帯から席がよく埋まっていた気がする。
広島第一劇場は7/31以来の3週間ぶり。もう記憶が曖昧になりかけている。
しばらく来なかった時もこんな感じだったのかな。
盆の関東遠征で立ち見になった栗橋や客数密度が高かったTSを経験したせいか、ゆとりのある広島第一劇場のキャパシティが嬉しい。
浅草ロック座はともかくそれ以外が本当に狭かったが、TSの常連客から広島が広い部類に入ると聞いて驚いた。
他の小屋を知ることで、これまで無意識だった良さに気づく。いや、本当に落ち着く。

栗橋の雪見ほのかさんの周年で購入したフォトブックを、7/31に彼女にお酌をしてもらい泥酔した彼にお土産として渡す。

開演はいつも通り13:30だが、13時ごろにロビーで開演が14:00になると聞く。
後に正式なアナウンスがあり14:00からの開演が確定する。
一人の踊り子さんの到着が遅れ、1回目の公演に出演できなくなったためだそうだ。

いつもより遅くはなったが、14時になり開演する。
これが最後の広島第一劇場。開演前アナウンスや、回転するミラーボールから発せられる流星が如く舞う光の玉、劇場内部の風景。
私にとっての、終わりの始まり。

香盤は以下の通り

五木麗奈 嬢(初)
翔田真央 嬢(初)
小宮山せりな 嬢(初)
小室りりか 嬢(初)


後日の香盤も豪華で、3回目の公演時には引退された乙姫くるみ嬢の二日間限定の出演も決まった。

五木麗菜 嬢

ベテランの風格ともいうべきか、とにかく格好がよい
喉が回を追うたびに悪くなっているようで声があまり出なくなっていた。
もしかすると風邪を召されていたのかもしれないが、ステージではそんなことは微塵も感じさせない。

3回目のステージ前に、既に引退をされている某お弟子さんが来場され、そのお弟子さんが見つめる中、ステージが進む。
弟子であった彼女の眼に映る師匠の姿は、そしてその胸中は。
ステージで舞う師匠は何を感じていたのか。
分からないが、ふと見た時の真っすぐステージを見つめるお弟子さんの姿を見て、歴が浅く何も知らない私が何故か涙を浮かべてしまった。

翔田真央 嬢

最初のステージは間に合わずに穴を開ける結果となってしまった。
彼女のブログによれば、これが初めてのことらしい。

引き締まった体で無駄な所がない素晴らしい身体。
演目が二つしか見られなかったが、スケールの大きさを感じた。
どう言えばよいのか・・・本当に壮大な舞台。
一度ずつしか観られなかったのが本当に惜しい。
またどこかで観て、何度も何度も嚙み締めたい。
一度観ただけではスケールが大きくて言葉がまとまらない。

ポラ着がマイクロビキニだったので、既に1枚撮っていたがさらに1枚購入。
普通に生きていたらこれを身に着けている女性の撮影なんて出来ていなかったはず。
セクシーな中にも健康的な様子が伺えるのは、彼女の身体が引き締まっているからだろう。

OPの曲がなんとなく彼女の雰囲気とはマッチしない女性ボーカルの曲だったが、調べてみると、これは最近引退された方のものを引き継いだのかな?
私がもう数か月だけでも早く劇場に通うようになっていれば、その方のステージを観ることができたのだが。
こればかりはどうしようもない。

小宮山せりな 嬢

顔の系統が沢村れいかさんの系統だなぁと友人から言われ、確かにその通りだと。

演目の中でレーザービームを使用する演目があり、初めてだったのもあって圧倒される。
他の劇場での見え方が分からないが、広島の舞台の広さ、両サイドに設置された鏡、スモークを突き破るように伸びるレーザービームが、幻想的な世界を織りなす。
ここまで幻想的な見え方ができるのは広島ならではだと思う。
少なくとも狭い劇場や鏡を設置していない劇場では、ここまで圧巻のステージにはならなさそう。

バニーの衣装にやられこちらも2枚目のポラを購入。
割と人が多く進行に時間がかかりそうだったにも拘らず、ポーズをどうしようか土壇場で迷う。
痺れを切らしたのだろう、あちらからポーズを提示された。
優柔不断でご迷惑をかけてしまった。

OPではリボンさんが投げるリボンを投げたりと楽しく進行した。
リボンを自ら投げる踊り子さんは初めて。

後日のこのツイートがツボにはまる。



小室りりか 嬢

演目はなんとなく覚えているが、細かい点が抜け落ちてしまっている。
般若の面を被る演目は朧気ながら覚えているが、やはり1日でたくさんの演目を観ていると抜け落ちてしまう点もある。
断片的にでもメモを取って、後から思い出せる下地だけでも残しておくべきだなぁ。

ポラはステージ向かって左側の、「次週公演」がいつもなら掲示されているところで行われた。
いつもなら次週の踊り子さんの名前と写真があるのだが、今回は何も貼られず、見えるのは赤い背景だけ。
それをバックに1枚撮影させていただいた。

OPでのカープのユニフォーム姿と使用曲が印象に強く残っている。
演目中の雰囲気と異なるからよく覚えているのかもしれない。
こういう点しか覚えられていないのは至極残念。

_________________________

4回目の公演の五木麗菜さんの演目が終わった時点で退場する。
おそらくこれが最後の広島第一劇場。
次に来れるとしたら28日だが、その日は道後。
だから本当に最後。
舞台の全景を収めるのが目的で初めてフィナーレショーで写真を撮った。
思い残すことがないのは嘘になる。けれどもう最後。
まだまだ通いつめたかったな。







劇場の外観を数枚撮影し、薬研堀を後にした。
本日初日の看板が、終わりの始まりを暗示しているようだ。

※8/30に閉館延期になりました

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