2016/09/11 閉館延期後、休館明けの広島第一劇場

広島第一劇場が閉館延期を発表し、休館明けとなる9月11日。
エクストラステージとも言えるその第一歩を踏み出した。
休館中に「カープ優勝の翌日は終日入場料3000円」と発表されたが、それがまさかの再開初日と重なることに。
最終週とされていた週は大入りが出るほど盛況だったと聞くが、果たしてこの初日はどれだけの人が集まるのだろうか。

カープ優勝は東京ドームで決まったが、当然ながら広島も大いに沸いた。
いつもならスムーズに走れる道路が渋滞でなかなか進まない。
定刻を20分ほど過ぎてバスセンターに到着。

市内もカープ優勝の幟やバス広告がそこら中に溢れ、空を見上げればアドバルーンが飛んでいる。
とにかく賑わう広島市内、カープの広島市民からの愛されようが肌に伝わってくる。









各店舗で優勝セールを行っていたり、ASSE2階にあるお好み焼き「貴家」ではカープ優勝の記念として菓子をプレゼントされた。

「貴家」は初めて利用してお店。確かオープンして間もないと記憶している。
食べたお好み焼きは、ソバをソースを使わずパリパリに焼き上げたもの。
いつもは麗ちゃんのケチャップを絡めて焼き上げるソバばかりだったので、この食感は新鮮。
麗ちゃんで食べることが一つの習慣になってしまっているが、こうやって色んなお好み焼きを食べてみるのも良いかもしれない。

食事を済ませ劇場に向かう前に少し寄り道をし、踊り子さんたちのツイッターでよく話題に上がる洋菓子屋・ムッシムパネンに行く。
お土産として評判の塩チョコレートを購入。
1枚500円の板チョコ、大きさは市販の板チョコよりも一回り小さい位。
「噛まずに口の中で溶かして」という文言を読みながら普通に食べてしまう私の浅はかさ。あぁ恨めしい。
次はしっかり味わって食べて、その美味しさを楽しもう。

何だかんだで開演の1時間ほど前に到着。
場内の人はまばらで、当初閉館とされていた週と比べると寂しい。
いや、7月最終週と比べても寂しいぐらいかもしれない。
初めて来た際にはかなり余裕がある場内だったことを考えると、これが平常時なのだろう。

開演が近づくにつれて人は増えていくが、再開初日で入場料が3000円ということを加味すると、やはり少ない気がする。
休日でこれなら平日はどうなるんだろう。

定刻通り開演する。
いつものアナウンスを聞くと、最後だからと噛みしめながら聞いていた前回を思い出す。
もう二度と聞けないと思っていたので、このアナウンスを聞くだけで少し込み上げてくるものがある。

香盤は以下の通り

黒崎優 嬢(初)
松本幸奈 嬢(初)
秋月穂乃果 嬢(初)
香坂ゆかり 嬢


黒崎優 嬢

再開後最初のトップを飾る。
演目は1・3がボヘミ~、2・4はふくしま(本人ツイッターより)

「ボヘミ~」は着物を纏い傘を使い、小道具に明かり障子や蝋燭と徹底的に和を強調した演目。
1回目に照明が点かなければならないところで点かないというアクシデントはあったものの、格好の良さが際立った。
そんな第一印象からは考えられないような面白お姉さんと化したポラに面食らい、どう反応すれば良いのか分からず困惑してしまう。

オープンでは使用した割りばしの一部を貰う。
こういうオープンも初めてで反応に困るも、これは私自身の経験不足が故。
場数を踏むのみ。

「ふくしま」は楽しそうにのびのびと踊られていたのが印象的。
2回目では客のノリが今一だったが、4回目は笑いどころで笑いが起きていて、やりやすかったように思う。
盆で汗が滴る様子が非常にセクシー。

松本幸奈 嬢

演目は1・3同一

1・3はくノ一の様な衣装と刀を使っての演目。
サラサラのストレートロングヘアで格好良さが何割も増している。
初見の踊り子さんだが、顔に何故か既視感がある。
かすみ玲さんとダブって見えているのかとも思ったが、それは身体の形の方だろう。
そのことがずっと頭にあったせいで舞台の細部までは覚えていないが、鬼気迫るような場面もあり、ハッとさせられた。

2回目の演目は和ロックな着物を召しての登場・・・だったように記憶している。
この辺りで既視感のある顔の正体が、某大手予備校K塾の古文講師M先生ということで合点がいき、そのことばかりが頭に残っている。
あと、シャチホコのポーズの際、かぶりのお客さんと少し話していたのが印象的。

ポラとタッチショーが行われていたが、男前な振る舞いとノリの良さ、お客さんとのコミュニケーションなど、新鮮な感じだ。
サラサラの髪は見せるためらしい。

秋月穂乃果 嬢

演目は1・2が同一

1・2は人魚の願いが叶って人間になれるも・・・という演目。
人魚に対するイメージが華奢で美人なイメージで、それに見合う風貌なのでまさしくハマり役という感じ。
青色の羽織っていた物がステージに置かれると、まるでそれが海の青さのようで美しい。

3回目の公演は青のスチュワーデス姿からのワイシャツ。
青色が好きなのかな?とにかく青一色。
調べてみるとデビュー作らしいが、これは既にうろ覚え。
全体的に脂肪が少ないのもあってか、よく血管が浮き出ていた。
特にブリッジの際に胸に多数の血管が浮かぶ。
胸に浮かぶ血管フェチなのでそこばかり見入ってしまう。
もっと自分に全体を見渡せる余裕が欲しい。

ポラの時の対応が優しく、「ペケペケ」と呼ばれて恥ずかしがってしまう。
フリーペーパーと広島第一劇場の外観を描いた名刺サイズのカードを頂く。
イラストが非常に上手、羨ましい。

オープンショーはお客さんと一緒に盛り上がり、元気いっぱいの可愛い娘という印象。

香坂ゆかり 嬢

演目は1・3と2・4?が同一

7中に観て以来で2・4は7中でも披露していた演目。
ただ、その7中では刀を打ち付ける演出に全てを持っていかれていて、ほとんど覚えていなかった。
使用楽曲とその際の衣装を見て観たことのある演目だと気付く。
動きが洗練されていて、観ているものを魅了させる。
これがベテランの風格なのだろう。

1・3の演目はダンサブルで、格好の良さが際立つもの。
銃を撃つ仕草や黒のドレスなどどれも様になっている。
そのように視覚を刺激するだけでなく、舞うごとに感じる匂いで嗅覚をも刺激する。
ロック座所属だと一様に「ロック座の天使」と称する広島だが、彼女に関しては天使というより女神、ヴィーナス。

ポラは前回と同様、舞台の端っこで行う。

オープンショーでは率先してウェーブを起こす。
ノリの悪い私はここでもその波に乗ることなく手拍子に終始した。

この日に行われたフィナーレショーは、いつもと使用楽曲が異なりカープの優勝に沸く広島に相応しい曲が使われた。
ただいつもと違う楽曲を使用したせいか、間違った曲が使われ、名を呼ばれて出てきた黒崎優嬢がステージに登場してすぐ曲が終了してしまうハプニングに見舞われた。

_________________________

4回目のトリが終了した時点で駅に向かう。



広島―岡山の新幹線は30分強で到着するが、金券ショップでチケットを購入しても片道5000円を超える。
交通費と入場料だけで12000円強の出費で、ポラを購入すると20000円弱。
住んでいる場所柄、どこへ行っても遠征になってしまうのが辛い。
次は土曜日に来るので、ネットカフェで夜を過ごして帰りもバスにしてみよう。

スポンサーリンク



スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿