2016/10/08 初めての晃生ショー劇場は周年&バースデー この世界の温かさを感じる

10/8(土)、3週間ぶりに劇場へ向かう。
他に優先したいこともあって前回から3週間も間が空いてしまった。
これは通い始めてから最長のブランクである。

向かった先はいつもの広島第一劇場ではなく、大阪の晃生ショー劇場。
岡山からだとJRを使えば運賃が同一の広島と大阪。
ただバスを使うと広島のほうが安くなる反面、大阪から岡山はバスに深夜便があり、その日の進行状況にも依るが最後まで観た後に帰宅することができる。
難点は岡山到着が深夜3時なので日曜日に行くと翌日が辛い・・・ということで土曜に晃生、そして日曜は広島第一に決定。

大阪は1年半年ぶりで、頻繁に行っていた時期を考えると割と久々。
3連休の初日ということでバスが満席のため、電車で大阪まで向かうことに。
ナビタイムを参考に英賀保駅で下車し、快速に乗り換えて大阪に向かうはずが、間違えて網干駅で下車してしまう。
ただ網干にも停車するおかげで予定していた電車に乗ることができた。
・・・でも、この電車は相生駅が始発だったはずだから、相生で降りて乗り換えればよかったような気がする。

そんなこんなで9時前には大阪に到着。
その車中で読んだ「てんてまり」の感想等はまた書き記したい。

大阪でとりあえずイングレスを起動し、大阪駅周辺のポータルをハック。
初めての場所でハックするとユニークポータルがどんどん増えるので楽しい。

東京チカラめし

開演時間までまだかなり時間があるので、久しぶりに日本橋を闊歩する。
前に日本橋に行った際に「東京チカラめし」を見つけるもスルーしてしまったが、その時と比べて店舗数が壊滅的に少なくなってしまった今日、ここで食べておかなければ後悔すると思い食す。

大学生時代に経営学関係の講義を受講したときに、吉野家・すき家・松屋の牛丼3大チェーンに割って入るかというほど勢いのあった東京チカラめしについての講義になったことがあり、その教授はかなり好意的な評価をしていた。
その後は大きくなりすぎた組織をうまく扱えなかったからか、杜撰さが目立ち、商品のクオリティも落ちたということで一気に勢いを失い現在に至るわけだが、講義を受けて以降、食べたいと思っていたものなので念願がようやく叶う形。



注文したのは焼きチーズ牛丼。
注文してから肉を焼くので時間はすこしかかった。

店舗の方針なのか全体での方針なのかはわからないが、カウンター席に座ると使用する肉がパックされた状態のものが容易に見ることができることに少し面食らう。

提供された焼きチーズ牛丼、確かに肉は焼いたものが乗っており、タレがご飯に絡んで焼肉丼のよう。
割と食が進んだが、もう一度これを食べたいかと言われればそうは思わない。
これが最初で最後かなぁと思い、店を出る。

その後も日本橋を歩き回りつつ、イングレスでミッションをこなす。



日本橋のアニメイトでは、銀魂の一番くじや声優の吉野裕行さんのCD発売イベントが行われる関係か、やたらと混んでいた。

あっという間に時間は過ぎていき、気づけば11時。
そろそろ晃生に行かなければ開演に間に合わず早朝料金で入場することができない。
急いで向かうも土地勘のない場所なので、近鉄日本橋駅に行くまでで手こずる。
なんとか間に合いそうな電車に乗り込み、最寄り駅の布施へ向かう。



布施駅からは少し歩けばすぐの場所にあったため、開演の10分前には到着。



受付の人たちの会話からは、今日はお客さんが多い日らしい。

晃生のステージは3階で行われている。
2階は次週公演や感謝状などが貼りだされている通路があるだけ。

初めて見る晃生の劇場内は、横に長く盆が大きいという印象。
TSや道後よりは広いかな?なんとなく栗橋に近い印象も、栗橋とは違って花道はなく、舞台と盆が直結している。
天井は低い。
その天井は鏡張りで、視野を広くすれば盆上の踊り子さんを含め3方向からの姿を見ることができる。

お客さんは確かに多そうで、席は3列目以外はほぼ埋まっている。
当日出演した踊り子さん情報だと、大入りが出たそうだ。
そのお客さんの中には道後で見かけた気がする方がいたりと、少しずつではあるが、推しの踊り子さんを追っかけている人なんだろうなと分かってきた。

香盤は以下の通り

葵マコ 嬢
真由美 嬢(初)
いちる 嬢(初)
浜崎るり 嬢(初)
川中理紗子 嬢(初)


晃生の開演アナウンスとBGMがいい感じ。
小気味の良いアナウンスと、耳に残るBGMが頭から離れない。
あと、最初は「〇〇(踊り子名)嬢」と呼んでいた気がするが、2回目から「〇〇ちゃん」と呼んでいた。

葵マコ 嬢

へべれ拳は7月の広島での周年で観て以来。
その時はまだ演目名がなかったが、後にツイッターで演目名を考えている時に私が「へべれ拳」のリプライを送り採用される。
これだけを書くと私の功績に思われるが、実際のところ同じリプを私より前に送った方がおり、また私の後にも1名いる。
それでも、少しだけ演目に関わることができたということが嬉しいのだ。

可愛く見えるのは体型の面もあるかもしれないが、上唇の上がり方がキュートなのが大きいように思う。

ハレハレホーは改めて観ると、何か分かった気がする。
途中にある激しい動きは、植物が芽生え、成長する時のエネルギーの凄さを表しているのかな、と。

きゅるきゅるは初見、かわいいさ全開の演目。
2回行われるも、あとの4回目のステージは真由美さんとのダブルショーだったため、出だしだけ。
改めてまた観たい・・・そういえば葵マコさんの出演する日に劇場に行くのがもう3回目なのか。
しかも、広島・道後・晃生と毎回違う劇場。
さすがに完全に覚えられた。少し、いや、だいぶ嬉しい。

真由美 嬢

葵マコさんと同じく東寺所属。
それに加えて出番が前後ということもあってか、4回目のステージでは二人のダブルショーが行われた。
出だしは葵マコさんで、後は真由美さんの演目に葵マコさんが調和を取りつつ左右対称のポーズを取る形。
ダブルショーは時間短縮の手段かつ即興で粗が目立ちやすそうで、ショーとしては良くないかもしれないが、初めてだからか新鮮で、そして良いものが観れたなぁと。
やはり葵マコさんが真由美さんの様子を伺いながらのステージだったが、ステージが成り立ったのは力があるからなんだろう。
チームショーは観た事あっても、チームショーをやる面子は決まっているので、普段は一人でステージに上がる方々が複数人でステージを構成するのは不思議な光景で面白かった。

ダブルショーとなった4回目を除き、3回目までは通常通りで演目は2つ。

個人的には初見の踊り子さんの中では真由美さんが一番好み。
体型面でのセクシーさと演目がマッチしていて、衣装もセクシーさを際立たせる。
官能的なものに傾き過ぎているわけではないのにセクシーさを感じさせるのは、彼女の持つ妖艶さが溢れているからに思う。

いちる 嬢

基本的に踊り子さんの生まれ年は分からないのだが、まだまだ若そうな方。
舞台の選曲やポラの時のBGMからもそれが伺える。
顔つきは、華月漣さんと歌手の織田かおりさんを足して2で割ったような感じで、好きな系統。

ダンスもよく踊れていると思うし、リングを使っての吊り芸もされていた。

ポラは俗に言うダラポラ?で、アナウンスで速やかに終えるように言われても気にせずの様子。
キャラが凄く面白い方で、男性客をお姫様抱っこするなどとにかく面白かった。(以前はできなかったが、できるようになったとのこと)

所属がTSということで、閉館までにもう一度TSに行きたいと思っていたので、もし乗る時にはぜひ行ってみたいなぁ。

浜崎るり 嬢

今回は実質この方が主役。
所属劇場でのデビュー2周年イベントが行われる日だからだ。
これまで周年は8月14日の雪見ほのかさんの周年を栗橋で観たが、スピーチの際に涙ぐむこともあるように感動の場であった。

大半のお客さんは彼女の周年祝いがお目当てなのだろう、ポラの時には並ぶ列が出口付近まで伸びるほど。
これまで応援してきたお客さんや、久しぶりに姿を見たお客さんもいて、2回目の公演時最後には彼女がステージで涙を拭うしぐさが見られた。

演目は一つだけで、もしかすると周年作なのかもしれないが未確認。
青色のドレスを身に纏い舞うのだが、可憐で美しいの一言。
写真等を見る限り、正直ケバさを感じていたのだが、ステージではそんなものを感じさせずとにかく可憐、美しい。

ポラでは底なしの明るさと関西弁で常にハイテンション。
私は初対面で「黒いから遊んでそう」「梅毒に気を付けて」などと言われた。
けれど不快感は一切ない、話し上手で盛り上げ上手、羨ましい。

3回目の公演終了後にイベントがあるため、3回目のOPではリボンさんからの怒涛のリボンがステージに投げ込まれるなど盛り上がりは最高潮となった。

ちなみに3回目の公演が終了しポラが行われている最中、だんじりが晃生ショー劇場の側を通っていたので、1階まで下りて間近で眺める。





川中理紗子 嬢

噂というか、よく耳にする名前だったが、実際に姿を拝見するのはこれが初めて。
川中理紗子さんのバースデーイベントも同時に執り行われることになっており、それがお目当てのファンの方も多かった。

リングを用いる吊り芸では完成度の高い、素晴らしい演目。
複雑な動きやポーズをいとも容易くこなしているが、そういったものを容易く見せることができるということは、それだけ手練れということ。
これ以前に観劇させていただく機会はあったものの、別件を優先させてしまったのが惜しい。

もう一つの演目は、その場では何を表現しているのかがイマイチ分からなかったのは、私の教養が不足していたため。
後に当日、同じくその場にいらした方の観劇ブログを読んで全てを納得。
あの頭骨はそういうものだったのかと、そして最後に剣を喉に突き立てたのはそういうことだったのか、と。

理解した今だからこそ、もう一度、なんとかして観てみたい。
11月に西日本ラストの晃生ショー劇場に出演されるとのことで、都合さえつけば行ってみたい。
もちろんその場で同じ演目が見られる可能性は決して高くはないのは理解しているが、今更ながら、彼女のことをもっと知りたいと思う。

ポラの時とステージでのギャップに驚くが、これは浅葱アゲハさんと同じような感じ。
何というか、内に秘めているものを限りなく内に留めておきたいがため、こんな風にされているんだと思うが、これは私の勝手な推測。
もちろん悪い面を隠すのではなく、その場に相応しいあり方をしたいがためなのかなぁと。

周年&バースデーイベント

3回目の公演が終了し、ここからイベントの始まり。
まずは浜崎るりさんの周年イベント。司会は川中理紗子さん。
時間がかなり押していたり、進行が少しグダったりとするところが個人的には好き。
完成されたものよりも、手作り感が溢れる方が心がこもっているように感じるから。

当日出演の踊り子さんに加え、虹歩さんの顔を貼った団扇の計5人がステージでお祝い。
そしてファンを代表して2,3名がお祝いの言葉を告げる。

地元周年とあってか、本当に劇場内の雰囲気が愛に満ち溢れていた。
浜崎るりさんのファンからの愛されよう。
こんなに愛されて本当に幸せな方だなぁ、としみじみしていたら私まで涙を浮かべてしまった。
初めてお会いした踊り子さんなのにここまで感情的になるほど、この日の晃生ショー劇場がハートフルだった。
そんな内容のツイートをしたところ、後日ご本人からのリアクションがあり驚く。

ひと段落ついてすぐに川中理紗子さんのバースデーイベントへと衣替え。
さっきまで少し涙声だった浜崎さんが、一瞬で元通りになり、進行をバトンタッチされた川中理紗子さんの慌てふためき様が面白い。

一度舞台裏に戻ってもらう間に準備をする。
皆がお面を被るが、あれは「キンプリ」というアニメ映画のキャラクターだそうだ。
最近よく聞く言葉なので調べてみたが、

「尻から蜂蜜を出す」

「分身全裸」


というキーワードが出てきて、一体私は何を調べたのか・・・。
未知の世界というか、私が踏み込むべきではない世界がすぐ側にあるようだ。

そんなキャラクター達に出迎えられ、ご満悦の様相でイベントは進んでいく。

ファンからの祝福の言葉やプレゼント・・・こういったイベントが執り行われるためには、そこに愛があることが大前提。
人から愛されるなんて幸せなことだよなぁ、自分も人から愛されてみたいなぁ。

そんなことを胸に秘めつつ、4回目の公演の葵マコさんと真由美さんのダブルポラの最中に劇場を後にする。

時間はその時点で22時台後半でかなり押していた。
帰りのバスには少し余裕があるので、布施駅周辺のイングレスのミッションを一つ行った後に帰路についた。



岡山に着いたのは深夜3時で、その6時間後には広島行きのバスに乗って広島第一劇場へと向かう予定
なかなかハードだが、好きなこと尽くしでハードなのは楽しくて仕方がない。

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