2016/08/15 競艇場は美味しい!江戸川競艇&新宿の老舗ストリップ劇場TSミュージック

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8/15(月)
大宮での最後の朝を迎える。
大浴場といえども、あまり人が入っていない時間を選べば独り占めできる。
現在の住まいがユニットバスなので、湯船に浸かるのは本当に久しぶり。
おそらく大学時代の部活で泊まった旅館以来だから、5年ぶりくらいだろうか。
あまりにも気持ちがよく、長湯してしまった。

脱衣所に体重計があったので測ってみると、まさかの60キロ後半。
長らく55キロ前後を保っていたが、腰の骨折を機に体重が増えていったのは自覚していた。
それでも眼前に現れた自分のものとは思えない数字に愕然とし、ダイエットを始めようと決意する。

10時過ぎにチェックアウト。



カプセルイン大宮はその名の通り大宮にあり、駅から徒歩10分圏内。
東京まで電車で40分ほどで、栗橋までは30分。
都心から離れているので宿泊料金は控えめの2700円より。
栗橋をメインに遠征、あるいは戸田競艇場に行くのであればお勧めしたい。


イングレスのポータル稼ぎとミッションを兼ねて大栄橋を渡って大宮駅に向かう。



大宮駅に着いてからは新宿へ移動。
チェックインは遅くだが、先に新宿のホテルに荷物を預かってもらう。

初めての新宿は何が何だか分からず、人の波に逆らうことができずどこにいるのかが分からなくなってしまう。
マップアプリを駆使し、なんとかホテルの最寄り駅である笹塚駅に向かえる駅にたどり着く。


食べ物が美味いぞ!江戸川競艇

江戸川競艇場に向けて出発。
無料送迎バスが出ている駅が多かったが、今回は西葛西駅から出ている送迎バスに乗るべく、まずは西葛西へ。

今日は太陽が雲に隠れていて比較的過ごしやすい一日。
到着した時点で送迎バスが来るまで時間があったので、ここでもイングレス。

駅から競艇場に向かう車内でも同様にイングレス、あっという間に到着。





私が競艇を見始めた時にはちょうど休催中だった江戸川、施設が新しいと聞いていたが、これは確かに新しい。
そしてとにかく人が多い。
体感だが、今回の旅の中で行った競艇場の中でも桁違いに多かった。

この日は曇り空で過ごしやすい気候も、やはり暑いことには変わりがない。



そんな中で場内の至る所にあったミストの存在が有難かった。



到着した時点で8レースが発売中。
腹ごしらえ前に、一先ず検討する。

8レース


1番 相原利章
2番 高橋 勲
3番 椎名政浩
4番 マイケル田代
5番 荒井翔伍
6番 飯山 泰


買いたいと思う選手がいるものの、それが一人ではないので買い目に困る。
検討する時間もそれほど無いので、取り敢えずいつもの2連単9-4を購入し、下調べして必ず食べようと思っていた笑和の牛もつ煮込み定食を注文する。
品が揃ったあたりでちょうど出走。

レースは唯一のB2マイケル田代がまくり差して先頭を走る。
近くのオッサン連中が「マイケル~!?」としきりに声を挙げる。

唯一のB2だから道中抜かれて2着になることを願うも、そのまま先頭でゴール。
2着に相原の4-1決着で配当は7140円、2連複でも2450円。
桐生から2連複で良かったと思うことが連続で続く。

そんな落ち込んだ気分を癒してくれたのがもつ煮定食。



普段はあまり食べなくて、こういう場所に来た時だけ食べるもつ煮。
住之江のと比べてもこちらの方が味が濃くて好み。
ただその分、値段が高いが。

9レース


1番 加藤政彦
2番 原田雅通
3番 板倉敦史
4番 長畑友輔
5番 門間雄大
6番 塚崎 勝


ここは94期の長畑がいるので長畑が3着以内に入れば無条件で的中の、4=9=9の3連単60点を買おうとするも、ここまで全て2連単9-4を購入していて、ここでいきなり方向転換するのもどうかと思い考え込む。

やはりここは初志貫徹で、今回の旅では何があっても9-4を買い続けることにする。

あっさりと購入して発走まで時間があるので散策がてら撮影と買い食い。

水面近くにあった売店でカレーパンとアメリカンドッグを購入。



アメリカンドッグは、まぁアメリカンドッグの味。



カレーパンは本当に美味!
そういえば生まれてこの方、揚げて間もないカレーパンを食べるのは初めて。


(食いさし失礼)

そして中の具も隅々まで行き渡っていて、あぁこれは本当においしい。
今朝決意したダイエットのことがすっかり頭から抜けてしまったようだ。

レースは門間が攻めていくレースをする。
デビュー間もない新人がここまで攻めていくのは、やはりモーター2連対率64.1%が示す通りエースモーターだからだろうか。
しかし1周2マークで転覆。
この時点で2番手を走っていなかった長畑が2着になることはなく、結果は4着。
もし60点も買っていたら大損害が出ていたところで、当たりはしなかったが賢明な判断だったのだろう。

新宿はTSミュージックへ

今日も当たりそうにないので早々に江戸川競艇場を後にする。
送迎バスで西葛西に戻り、そこから新宿へ。

新宿は魔境だ。
初見の人間には目的地に辿り着くことを許さない。
東口に行きたいのに西口に出てしまい、そこから東口に行く道筋が分からない。
しかもスマホのバッテリーが残り僅かとなって調べることもできない。
本当になんとか東口方面に出ることができ、そこからTSミュージックを探す。

もう調べることができないので、最後に調べた時の大体の場所を頭に思い浮かべながら区役所方面に進む。
ふとドン・キホーテを道路を挟んで見た時、既視感があった。
龍が如くの神室町である。
歌舞伎町がモデルなのだから当然なのだが、実際に実物を見た時に思い出せるほどそっくりに作っていたんだなぁ。
写真を撮りたかったが、ここで撮影していたら田舎者丸出しに加えて単独行動なので、歌舞伎町に巣食う夜の人たちの餌食になりそうで恐ろしくなり断念。

区役所の近くまで来た時に、大体この辺りだった気がする・・・と角を曲がった所で看板を発見。
ある程度の場所を知っていたとは言えども、まるで導かれるかのようにスムーズに見つけることができた。

入場料を払い券を渡す。
ここで「誰がお目当て?」と訊ねられ、まさかそんなことを聞かれるとは思わなかったので、咄嗟に「浅葱アゲハさんです」と答える。
嘘ではないのだが、それだけが目当てというわけではなかったので少しモヤモヤ。
ちょうど今2回目で出ていると告げられ入場すると、広島でも観た演目の最中であった。

香盤は以下の通り

水鳥藍 嬢(初)
有馬美里 嬢
森かんな 嬢(初)
かすみ玲 嬢(初)
虹歩 嬢(初)
浅葱アゲハ 嬢
きよ葉 嬢(初)


水鳥藍 嬢

演目は1つ出し。
内容も分かりやすく人形に突如命が宿り・・・というもの。
その全貌の掴みやすさと、一つ一つの表現、ポールを用いた演目も初めて観たこともあって非常に印象に残っている。
バレエダンスかと思っていたら、コンテンポラリーダンスだったようだ。

7人による香盤ということで印象に残っていない人もいる中で、1演目と言えどもここまでしっかり全貌を覚えていられたのは彼女の演目だけ。
時間が経つごとに彼女の演目を観たいという欲求は増すばかり。

有馬美里 嬢

演目は2つ出し。
そのうち一つは広島で観たもので、広島第一劇場に初めて入った時を思い出す。
あれから色々な人の演目を観てきたが、彼女の演目が持つ独特な雰囲気は彼女だけからしか感じられない。
今のところ唯一無二の存在。
もっと他の色んな踊り子さんの色んな演目を観て、何に対してここまで好いているのかをはっきりさせたい。

森かんな 嬢

演目は1つ出し。
これがデビュー週ということもあって、演目のクオリティは正直に言ってこれまで観てきた中で最も低い。
それでもデビューして間もない踊り子さんを観るのは初めてで、最初だからこういう物なのかと納得して観ていく。
身体がまだ硬く、脚が伸びきらない等もあるが、ここからどのようにして羽搏いていくのか、先々を楽しみにする。

デビュー週を観ることなんて今後も滅多にないことだろうと、この日の中で1番ポラを購入した。

かすみ玲 嬢

演目は2つ出し。
フランス語の曲で始まる演目が印象に残っているが、彼女の背の高さだとこの小屋の天井が低すぎてどこか窮屈な印象を受ける。
単純に身長だけでなく、肉感も含めて大きく見えているのもあるかもしれない。
書きながら思い出したのが、もう一つはチャイナドレスを着て始まる演目だった気がする。

ヒロシマみたいにもっと広いところで観たいなぁと、そんな旨の内容をポラの時に言うと
「広島、乗ってみたかった~」とのこと。

OPの時のノリの良さ等、面白楽しいお姉さんである一方で、森かんなさんとのダブルOPで、戸惑う森さんの手をギュッと握って緊張を和らげている優しいお姉さんの一面も見る。

舞台登場前の暗闇の中、花道周辺に陣取る一人の迷惑客が舞台上に乗り出し気味でアナウンスで注意された際の、
「蹴っちゃうよ~」
がまた面白かった。
ちなみにその迷惑客は、客や従業員による再三の注意にもかかわらずその場だけの改善ばかりだったので、3回目の公演中に従業員に席からつまみ出され、軽く何かあった後に場外へと出て行った。

虹歩 嬢

大変申し訳ないことに、この方の演目が何一つ印象に残っていない。
唯一印象に残っているのが、浅葱アゲハさんとのダブルポラの際に、アゲハさんが演目で使ったブランコで遊んでいたり、OPでポールにしがみ付いて太ももをこすった際の摩擦熱で痛がったり。
どうして印象に残っていないのかも分からないが、何故か綺麗に頭から抜け落ちてしまっている。

演目に惹かれることがなくポラも撮る気にならなかったのだが、アゲハさんのポラで後ろでチョコマカしていたため、後姿が映り込んでいるw

浅葱アゲハ 嬢

演目は3つ出しで、7結の広島で観た演目が内2つ。
天井の高さが広島とTSでは全く違うため、同じ演目でも違う印象を受ける。
ブランコを使う演目は低くても気にならないが、ティシュに関してはどうしても初見が広島の高い天井だったので迫力等の面で物足りないかなぁ。

広島から始まった私の観劇は、関東に出てきて広島のように劇場型がスタンダードだと思っていたのだが、こういう小屋のタイプのほうが主流なのかな。

きよ葉 嬢

演目は2つ出し。
ベリーダンスっていうのか、激しく腰を振り装飾品の擦れるジャラジャラ音と、3次元的に激しく揺れる胸がとにかくエロくて素晴らしい。
「フゥゥ~~~!!」と声を上げるので観客も盛り上がる。
ベッドではこれでもかというくらい激しいオナベ、ストリップでここまでエロさを感じたのは初めてかもしれない。

4回目の公演でのOPでは、隣に座っていたお兄さんがチップを渡すなど、この日一番お客さんから愛されている踊り子さんだった印象。

_________________________

およそ0時に全てのステージが終了し、きよ葉さんのお見送りで場内を後にする。



行きは魔境としか思えなかった新宿だが、帰りはスムーズで、迷うことなく終電の笹塚行きの電車に乗ることができた。
ただし夜の歌舞伎町はキャッチの嵐、少し隙を見せたらまるでスッポンが如く食いついて話さない。

「さっきスロットで負けて金がないんすわ」

と大嘘を吹くと

「闇スロでスッたんだって」

と仲間内で納得したらしく解放してくれた。

3回目の途中から椅子に座ることができ、近くにいたおじいさんから話しかけられたことがきっかけで、自分が広島客だということが周辺のお客さんの耳に入った。
そこから広島のことを色々と話していき、右隣に座っていたお兄さんが10年ほど前に日帰りで広島に行ったことがあると聞く。
私は全てを広島基準で見ていて驚いたのだが、
・開園時間が遅い
・一人当たりの時間が長い
とのことで、2回目までしか観ることができず帰ったとのこと。
開園時間については、確かに13時過ぎからだから遅いのかもしれないが、踊り子一人当たりの時間については全く意識していなかった。

左隣に座っていた方は前日は栗橋にいたそうで、行き先が被っている。
これ以降はお会いしていないのだが、それはこちらが気付いていないだけで、実は過日も同じ空間にいたのかもしれない。

明日は国立国会図書館で調べ物をしてからの浅草ロック座。
楽しみばかりが続く旅行もいよいよ後半戦、どこか寂しさを感じる。

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