2016/10/15 私的神香盤だった広島第一劇場

10/15(土)、広島第一劇場
今週は日曜日が仕事なのでこの日だけ。
この日の香盤は私にとっては豪華な香盤。
もし仕事がなければ15,16の両日ともに観たかったのだが、こればかりは仕方がない。

8月16日に浅草ロック座へ行った際、その素晴らしさに涙を流してしまった香山蘭さん、妖精のような美しさだった西園寺瞳さん。
またどこかで観てみたいと思っていた方が2人も同時に広島に乗られる、これはもう行くしかない。

更に7月中の広島ですっかり魅了され道後まで観に行った華月漣さん、8月結に目の当たりにした熟練の、けれども古臭くないベテランの五木麗菜さんが出演。

なぜこんな時に限って休日に仕事が入るのか・・・余談だが11月20日に計画していた遠征が休日出勤が決まり白紙になる。
このタイミングの悪さ、なんとかならんか。

この日はマツダスタジアムで日本シリーズ出場をかけた一戦が行われる。
土曜日なのに加えて、今日もし勝てばカープの日本シリーズ出場が決定ということも相まって、広島駅前は人で大混雑。
いつものようにASSEでお好み焼きを食べようにも、ほとんどどのお店でも行列ができている。
そんな訳で麗ちゃんは諦め、「貴家」へ。
これが2回目なのだが、前回のオープン直後と比べて内装が変わった気がする。
未だに実は違うお店に入ったのではないかと錯覚するほど異なった店内。
そもそも鉄板が入り口から見て右側にあったはずが、左側にある時点で大きく異なる。

頼んだのは「肉玉そば チーズトッピング」
想像していたのはトロトロに溶けたチーズがかかっているお好み焼きだったが、出てきたお好み焼きにはチーズの要素が全くない。

それでも口に運ぶとチーズの香ばしい風味が感じられる、果たしてどこにチーズがあるのか。

よく見るとまるでコーティングされているかのような表面、なるほど、チーズを一緒に焼き上げたのか。

これ、物凄く美味しい。
そばもパリパリで、食感から風味から何もかもが素晴らしい。
しばらくは何度も食べたいが、飲み物なしで食べると最後あたりは少ししんどくなった。

人混みがマツダスタジアムに動くのとは逆に、銀山町方面に向かって歩く。
今日も涼しく過ごしやすい、季節は確実に秋に移ろいでいる。



到着したのは13時前あたり、ロビーには既に人が集まっているが、場内はまだまばら。
今回はいつも友人が座っている近くに座り、横のアングルから観るステージを堪能する。


香盤は以下の通り

香山蘭 嬢
華月漣 嬢
西園寺瞳 嬢
五木麗菜 嬢


香山蘭 嬢

演目は3つ出し。
どの演目もだったが、特に最初の演目はセクシーさが際立つ。
私が和物好きなんだろう。

浅草の時よりも近いため、小さなタトゥーにも気づく。なかなかの数を入れている。
見た目が金髪でタトゥーも多い、なんとなく酒焼けした声をイメージしていたが何のその、その声は可愛らしい声だった。
3回目の公演から観始めた、おそらく劇場は初めてと思われる女性客は、あまりにも感動したらしくポラを1枚撮影していた。
ほかの踊り子さんは撮影していなかったので、よほど強く心に響いたのだろう。
確かに、彼女の演目には光と影が同居しているような、他の方の演目には無かった感覚があった。
それが何なのかに気付けるようになるには、まだまだ勉強不足。

私も1枚購入して、浅草で拝見させていただいたと告げる。
憧れの人と話すことで緊張したのか、意味もなくポラ名を本名で記入。
さらに後から思い返して「浅草の時と、良い意味でも悪い意味でも印象が変わりました」と言った気がする。
悪い意味で印象が変わったなんてことは一切ないが、気持ちが高ぶっていたから言葉が先走る形になってしまった。
確証はないが、もしそのように述べていたのであれば大変失礼なことをしてしまった。

華月漣 嬢

広島には5つの演目を持ってきたそうで、必然的に毎日4つ出しとのこと。
観ることができたのはその内の3演目。

大人の女性かと思えば、少女のようにしか見えない等、演目によってここまで与える印象が変わるのかと驚く。
もちろん髪を結うなどで印象を変えてきているんだけど、それは飽くまで+αに過ぎず、表情と動きだけで十分なほどの変わり様。
同じ演目を何度も繰り返し観て、より細部まで見てみたいけれど、巡りあわせが悪く不可能なのが口惜しい。

ポラで"かわいいポーズ"と指定する。
割と苦手とする方が多く、そんな方のかわいいポーズが好きという、ある種のサディスティックな私の一面が垣間見える要求なのだが、その旨を伝えたところ
「かわいいポーズをしてみなさい」
と仕返しを受ける。
私がしたポーズでポラを撮影させて頂いたのだが、安易にS心を覗かせるポーズの要求は少し控えようと心に決めるw

カープのことを気にかけている様子ではあるが、たぶん雰囲気の乗せられているだけで興味はさほどなさそうw

西園寺瞳 嬢

演目は2つ。

余計な脂肪はほとんどついていない、とは言っても筋肉質という訳でもない。
公表されているバストサイズ以上に大きく見えるその胸は、身体の脂肪の少なさが故であって、胸自体は大きめ。

どちらの演目も彼女の持つ外面的な魅力が活かされているように感じた。とにかく美しい。
一挙一動の全てに美しさのベールを纏っているかのよう、それはまるで芸術絵画に見る裸婦の美しさと同様。
これはもう、生きる芸術絵画。

もしかすると現代の女性が理想とする女性像が彼女なのかもしれないと、ふと思う。
スレンダーなのにバストが大きく、美しい御尊顔(むしろ幼顔?)。

ポラの時に浅草で拝見させていただいたと告げる。
女性に直接美しいなんて普段では思っていても口に出せないが、こういう場だからと素直に告げる。
その時の反応、じっと目を見つめてくる視線、かわいい笑顔と、何故だか物凄く恥ずかしくなってあまりお顔を見ることができず。
どっしりと対応できる紳士になれるまでの道は、まだまだ険しい。

五木麗菜 嬢

初回の演目は8月結の広島での物と同一。
他の2つは、とにかく圧巻の一言。

その内の1つは所謂「逆転ストリップ」、最初から裸。
一人の踊り子が舞台に出るまでの日常の姿の演目と思ったのだが、だとすれば最初にビールを飲んでいるのは何なんだろうと。
そのビールも飲み干さないので、もしかすると「一度その世界から離れていた踊り子が、再び立ち上がり舞台で華やかに舞う」という演目なのかもしれない。
一人の女性が踊り子へと変わっていく瞬間、そして舞台で華やかに舞う姿。
私のような若造よりも、人生経験が豊富な方が見れば自身と重なることが多く、涙してしまうのかもしれない。

もう一つの演目は、演劇要素が非常に強いもの。
もちろんストリップなのでその要素は含んでいるが、メインは自我を奪う仮面と、自我を保とうとする人間の激しい葛藤。
鬼気迫る迫真その葛藤のシーンに思わず息を呑む。
広島の広い舞台を広く感じさせないほど壮大感あふれるステージ、冷やかし半分で今回初めて来場された方の心を掴み切ったと思う。

また観たいのだが、「広島ファイナル」と銘打っていることから推測するに、引退が近いのだろうと思っていたら、12月頭のまさご座で引退と知る。
これは厳しいなぁ、12月3日のみ行くことができる可能性が残されているが・・・。

_________________________

4回目の公演の最初を見届け劇場を後にする。
最後までいられないのが本当に残念。
劇場を出るのが少し遅くなった分、いつもの新幹線に乗れず各駅の終電で帰ることに。
それでも日付を跨ぐまでには帰れたので、翌日が早くなければこの新幹線で帰ることも選択肢にいれていいかもしれない。

スポンサーリンク



スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿